第13回「一燈照隅」

連日

、心配なニュースや気分が悪くなるようなニュースが後を絶ちませんが、先日NHKで、高知県のとあるガソリンスタンドの所長さんが衰弱して路頭に迷っている野生のタヌキを保護して大切に飼育され、そのタヌキが多くの人達から可愛がられ今ではすっかりそのスタンドのマスコット的存在になっているという、何とも微笑ましいほのぼのしたニュースを拝見して心が温かくなりました。

スタンドの所長さんのタヌキに対する接し方とそれによるタヌキの表情やエネルギーの状態を観察していると訓練士としてとても感銘を受けました。学ぶべきところが多々ありました。噛み癖・攻撃性のある犬に対するしつけ方、接し方の幅が広がり今後の訓練士人生に生かさせていただこうと思いました。

「一燈照隅」という言葉があります。一人一人の正しい行動、善い行動が身近な人や遠くの人にも良い波紋をもたらすんですね。

自分も良い波紋を広げられるような人間になりたい、訓練士になりたいと切に思う今日この頃です。

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