第36回 『散歩の時間』

「散歩は何分ぐらい行けばいいですか?」という質問をよく受けます。個体差もあり、絶対的な時間がないので返答に困りますが、散歩が足りてるかどうかのバロメーターを提示することは出来ます。これまでの経験から以下の七点が見られる場合は、散歩が足りてないのでは?と見直す必要があるかと思います。

一、散歩の時間が近付いたり、散歩の準備を始めると異常に興奮する。

二、チアノーゼになるぐらいリードを引っ張る。

三、散歩中、物音等にビクビクして事あるごとに立ち止まったり、座り込んだりする。

四、家具や家の柱や小屋等への破壊行為。

五、エサやおもちゃ等への執着心。

六、散歩から帰ってきても落ち着きがない。

七、分離不安の症状が見られる。

等々、他にも色々ありますが、代表的なものは以上の七点かと思います。

散歩は犬にとって最も大切なものです。努力をしてでも散歩の時間を作りましょう。その努力は、犬の笑顔という形でかえってきますよ。

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