「散歩は何分ぐらい行けばいいですか?」という質問をよく受けます。個体差もあり、絶対的な時間がないので返答に困りますが、散歩が足りてるかどうかのバロメーターを提示することは出来ます。これまでの経験から以下の七点が見られる場合は、散歩が足りてないのでは?と見直す必要があるかと思います。
一、散歩の時間が近付いたり、散歩の準備を始めると異常に興奮する。
二、チアノーゼになるぐらいリードを引っ張る。
三、散歩中、物音等にビクビクして事あるごとに立ち止まったり、座り込んだりする。
四、家具や家の柱や小屋等への破壊行為。
五、エサやおもちゃ等への執着心。
六、散歩から帰ってきても落ち着きがない。
七、分離不安の症状が見られる。
等々、他にも色々ありますが、代表的なものは以上の七点かと思います。
散歩は犬にとって最も大切なものです。努力をしてでも散歩の時間を作りましょう。その努力は、犬の笑顔という形でかえってきますよ。