散歩は犬にとって必須です。最重要事項です。一番のコミュニケーションになります。
先日も嚙む・吠える・部屋中に粗相する問題を抱えた9才の小型犬の飼い主さんに散歩の大切さを力説しているとポカンとしたご様子・・・。
「小型犬は散歩をしなくても大丈夫と聞きましたが・・・。」
「誰から聞いたんですか?」
「ペットショップの店員さんから・・・。」
はぁ・・・。ここにもペットショップ店員の間違ったアドバイスによる被害者が・・・。
散歩に体の大きさは関係ありません。体が散歩を求めているのではなく、犬としてのDNAが求めているんです。
先述のその飼い主さん、「掃除機をかけるとこの子は興奮して掃除機に噛みついてきて、掃除が終わる頃にはハアハアと肩で息をする程疲れるからそれで運動が足りてると思ってました。」と云う始末。
絶句・・・。
二の句が継げない・・・。
『そりゃ、この人が飼えば問題行動の総合商社のような犬が出来上がるわな・・・。』って思っちゃったし、言っちゃった。
散歩!! 散歩!! 散歩です!!
草木の匂いを嗅ぐ犬の姿に癒されましょう。
歩く姿、走っている時の表情に喜びを見出しましょう。
散歩を通して四季の移ろいを感じましょう。
問題行動の改善云々はそれからです!!